映画に感謝を捧ぐ! 「アメリカン・パイ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はポール・ウェイツ監督の「アメリカン・パイ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 「脱童貞」を誓い合った高校生4人の奮闘を描いた本作は

 愛すべき低俗さに満ちあふれた「馬鹿馬鹿しくも面白い」作品であります。

 きわどい発言の中に「純情な魂」を宿す若者たちが

 失敗や対立を繰り返しながら、目標に向かって進んでいく姿は

 私に笑いと感動にあふれた時間をもたらしてくれました。

 (「低俗な目標であっても、目標に向かってひたむきに歩む姿は美しい」ということを

 教えられたように感じました。)

 感動を誘発する技巧などにこだわらない、素朴な作りになっている点も

 心地良いです。

 これこそ「若者映画らしい」作品であると言えるのではないでしょうか。

 若者たちの「愛・友情・性」をユーモラスに描いた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。