映画に感謝を捧ぐ! 「上海から来た女」

 映画感謝人GHMです。

 

 今回はオーソン・ウェルズ監督・主演の「上海から来た女」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 シャーウッド・キングの小説「If I Die Before I Wake」をもとにして作られた本作は

 監督・制作・脚本・主演の四役を務めたO・ウェルズ氏の「遊び心」に

 心惹かれる作品であります。

 「ハリウッドの異端児」O・ウェルズ氏が自ら作り上げた「映画世界」で

 ロマンス・旅行・活劇を楽しむ姿は

 私の心に痛快さと微笑ましさをもたらしてくれました。

 (皮肉と映像美に満ちあふれた「鏡の間」での対決シーンも

 印象的でした。)

 まさに「O・ウェルズ氏の内なる世界」をかいま見る映画であると

 言えるのではないでしょうか。

 O・ウェルズ氏の風貌がもたらす「怪しい雰囲気」と

 巻き込まれサスペンスの王道が見事に調和した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。