映画に感謝を捧ぐ! 「恐怖の足跡」

 映画感謝人GHMです。

 今回はハーク・ハーヴェイ監督の「恐怖の足跡」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 交通事故から生還した主人公が

 怪現象に巻き込まれる姿を描いた本作は

 「音使い」の妙技が冴え渡る「怪奇映画」であります。

 映像がもたらす「視覚的恐怖」と

 音楽・効果音を巧みに操ることによって発生する

 「聴覚的恐怖」が一体となって生まれる「全身にひびく恐怖描写」の数々は

 私に「恐怖表現」の奥深さを再認識する機会を与えてくれました。

 (「音を消す」ことによって生まれる恐怖場面も印象的です。)

 

 本作こそ、「恐怖」を体感できる作品であると言えるのではないでしょうか。

 様々な手法を駆使して「恐怖」をもたらすことに

 全力を注いだ本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。