映画に感謝を捧ぐ! 「手錠のままの脱獄」
映画感謝人GHMです。
今回はスタンリー・クレイマー監督の「手錠のままの脱獄」に
感謝を捧げようと思います。
手錠でつながれたまま逃亡した二人の男と
彼らを追う人々の姿を描いた本作は
世界的問題と友情劇を巧みに融合させた作品であります。
「逃亡」という共通の目的によって結びつけられ
友情をはぐくんでいく黒人・白人コンビの姿と
二人を取り巻く人々の姿を通じて
地球規模の病魔となった人種差別の醜さと人種和合への道筋を描くという
大胆且つ巧妙な発想は
私に興奮する時間と考える時間を与えてくれました。
(メッセージ映画としての魅力だけでなく
逃亡劇としての魅力を備えている点にも感動いたしました!!!)
まさに「娯楽と教育」を兼ね備えた作品であると言えるでしょう。
アメリカ社会の暗部「人種差別」に切り込むメッセージ性と
娯楽作品としての楽しさを巧みに融合させた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。