映画に感謝を捧ぐ! 「4ヶ月 3週と2日」

 映画感謝人GHMです。

 今回はクリスティアン・ムンジウ監督の「4ヶ月 3週と2日」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1987年のルーマニアを舞台に

 法を犯して中絶手術を行おうとする少女たちの姿を描いた本作は

 美と狂気に満ちた世界を堪能できる作品であります。

 絵画的な美しさを持った映像と

 生活感と静かなる狂気を兼ね備えた物語が一体となって生まれる

 「(静かなる歪み)に染められた1日」は

 私を「1987年のルーマニア」という名の異世界へと誘ってくれました。

 まさに「重圧の時代」をのぞき見る作品であると言えるでしょう。

 80年代ルーマニアを覆う「空気」の一端に触れる機会を

 与えてくれた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。

 追伸 本作によって「ドラマ」の項が100に達しました。

 本ブログをご覧くださる方々に

 改めて深い感謝を!!!。