映画に感謝を捧ぐ! 「陰謀の報酬」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジェームズ・ホース監督の「陰謀の報酬」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ジョン・バカンの小説「39階段」をもとにして作られた映像作品の

 4作目となる本作は

 2000年代のサスペンス・アクションらしからぬ素朴さが

 心地良い作品であります。

 壮大な陰謀・のどかな逃亡劇・程よいロマンスが

 一体となることによって生まれる「上品さと懐かしさ」は

 私に「古き良き時代の空気」と「王道の心地よさ」を

 味あわせてくれました。

 (ハッピー・エンドと歴史の苦みを合わせ持つ終幕も印象的です。)

 まさに「適度なスリルとサスペンス」を与えてくれる

 作品であると言えるでしょう。

 

 英国の上品さと傲慢さを見事に映像化した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。