映画に感謝を捧ぐ! 「ストレンジャー・コール」

 映画感謝人GHMです。

 今回はサイモン・ウエスト監督の「ストレンジャー・コール」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1979年の映画「暗闇にベルが鳴る」の

 再映画化作品として作られた本作は

 便利さと恐怖の関係について考えさせられる作品であります。

 我々の生活をより良いものとするために作られた道具の数々を

 恐怖をもたらす存在として描くことによって生まれる「皮肉な怪異」は

 私に便利さの裏に潜む危険について

 考える時間を与えてくれました。

 まさに「恐怖映画の王道と文明への皮肉」が一体となった

 作品であると言えるでしょう。

 電気がもたらす光・夜の闇・電話がもたらす「見えざる者の声」が

 三位一体となって奏でる「恐怖」と「皮肉」を

 味わわせてくれた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。