映画に感謝を捧ぐ! 「トップ・シークレット」

 映画感謝人GHMです。

 

 今回はジム・エイブラハムズデビッド・ザッカージェリー・ザッカー監督の

 「トップ・シークレット」に感謝を捧げようと思います。

 

 東ドイツの陰謀に巻き込まれてしまったロック歌手の

 奇妙な活躍を描いた本作は

 映画に宿る「お笑い要素」を徹底的に追求した痛快作であります。

 様々な映画の名場面・定番を「笑いの源」として扱い

 論理を力でねじ伏せるかのような勢いで悪ノリの連打を浴びせかける

 スタッフ陣の勇気と計算によって生まれた「バラエティー活劇」は

 私を笑いと感心の渦へと引き込んでくれました。

 (悪ふざけとロックの醍醐味が一体となった挿入歌の数々や

 アカデミー賞映画に携わった人々が密かに参加している点も

 見逃せない+聞き逃せないポイントであります。)

 まさに「大まじめなバカ騒ぎ」を魅力にあふれた作品であると

 言えるでしょう。

 数多くの「愛すべきズッコケ映画」といくつかの「感動作」を生み出した三人組の

 チームワーク・観察力・発想力を堪能させてくれた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。