映画に感謝を捧ぐ! 「シー・オブ・ラブ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はハロルド・ベッカー監督の「シー・オブ・ラブ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 連続殺人事件の捜査がもたらした

 危険な愛の行方を描いた本作は

 都会に生きる人々の思いをクールに描いた作品であります。

 犯罪捜査の中で浮かび上がる

 「猜疑心と愛を求める心の狭間で揺れ動く男女の姿」は

  

 私に「現代人の魂に宿る光と影」を見せてくれました。

 (匿名社会の神秘性と危うさに触れている点も

 見逃せません。)

 まさに「2000年代のネット社会を先取りした作品」であると

 言えるでしょう。

 人を信じること・人を知ることの難しさを

 サスペンス風味で描いた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。