映画に感謝を捧ぐ! 「荒野の決闘」
映画感謝人GHMです。
今回はジョン・フォード監督の「荒野の決闘」に
感謝を捧げようと思います。
実在の保安官ワイアット・アープの伝記をもとにして作られた本作は
西部劇の持つ「様式美」の素晴らしさを満喫することの出来る作品であります。
西部劇の定番に忠実なキャラクター
(正義漢の主人公・影のある仲間・華麗なるヒロイン・顔力のある敵など)
西部劇ならではの名場面
(酒場での対立・ギャンブルなど)
西部劇流の馬術・銃撃アクション。
力強い風景と格調高い音楽が一体となって
「正当なる西部活劇」を奏でる姿は
私に「正統派」を貫き通すことの素晴らしさを
示してくれました。
(安易なひねり・情緒によって物語を停滞せせる愚を
犯していない点も素晴らしいです。)
まさに「勇猛果敢なる人々によって生まれた」西部劇であると
言えるでしょう。
「方程式通りに進行する物語」ならではの魅力と
「命の鼓動」を感じさせる映像・アクションを兼ね備えた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。