映画に感謝を捧ぐ! 「ニュー・ジャック・シティ」
映画感謝人GHMです。
今回は マリオ・バン・ピーブルズ 監督の「ニュー・ジャック・シティ」に
感謝を捧げようと思います。
実在の麻薬王「フィリップ・ミッチェル」の生涯を
もとにして作られた本作は
軽快さの中に苦味を宿す「ブラック・ムービー」の雄であります。
アメリカの持病「人種格差・法律の歪み」を
軽やかなる音楽・映像によって映し出す姿は
私に「アフリカ系アメリカ人の文化」と「アメリカ社会の闇」を
同時体験する機会を与えてくれました。
まさにアメリカ社会の光と闇をユーモラスに描いた
作品であると言えるでしょう。
ブラック・ミュージックの魅力と
社会派的重厚感が一体となった本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。