映画に感謝を捧ぐ! 「バリ島珍道中」

 映画感謝人GHMです。

 今回はハル・ウォーカー監督の「バリ島珍道中」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 旅芸人コンビの奇妙な旅を描いた本作は

 映画史上まれに見る自由度を誇る「道中映画」であります。

 論理性よりも主役トリオの持ち味に重きを置いた

 ストーリー・演出によって生まれる「素晴らしき個人技の世界」は

 私にサスペンス映画とは一味違う「先の読めない心地よさ」と

 

 バラエティ的快感をもたらしてくれました。

 (映画の常識を越えた「小ネタの数々」や「終幕間際のドタバタぶり」も

 痛快であります。)

 まさに「遊び心あふれる冒険コメディ」であると言えるでしょう。

 出演者・スタッフ陣の楽しげな雰囲気と

 「観光旅行映画」感覚の映像美が全編を彩る本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。