映画に感謝を捧ぐ! 「リオ・ブラボー」

 映画感謝人GHMです。

 今回はハワード・ホークス監督の「リオ・ブラボー」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 B・H・マッキャンベルの小説をもとにして作られた本作は

 威風堂々と「西部劇の王道」を行く姿が感動的な作品であります。

 「意外性」を徹底的に排除した西部劇らしいストーリー展開

 (自然な形で「状況説明台詞」を入れる職人技が素晴らしい!)

 主演男優J・ウェインの堂々たる姿

 (「闘う男の強さ・不器用さ」を全身で表現しております。)

 華やかなヒロインと明確な個性を持った脇役たち

 そして、西部の香り漂う映像と音楽の数々

 (適度な迫力とスピード感を持ったアクション演出も素晴らしいです!!!)

 これらの要素が一体となって生まれた本作は

 私に「勧善懲悪西部劇」のあるべき姿を示してくれました。

 まさに「模範的西部劇」と呼ぶにふさわしい作品であると

 言えるでしょう。

 「アクション・サスペンス・ロマンス・人間模様」が

 程よく混ざり合うことによって

 「エンターテインメント西部劇」ならではの快感をもたらした本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。

 追伸 「東日本大震災」によって亡くなられた方々のご冥福と

 被害地域の一刻も早い復興を祈ります。