映画に感謝を捧ぐ! 「スケルトン・キー」
映画感謝人GHMです。
今回はイアン・ソフトリー監督の「スケルトン・キー」に
感謝を捧げようと思います。
ルイジアナ州の豪邸で働くことになった看護師に迫る
恐怖を描いた本作は
「信仰心」への皮肉に満ちた怪奇映画であります。
様々なヒントをもとに真実に迫る「サスペンス・スタイル」を
逆手に取ったストーリーと
スピード感のある映像+異様な雰囲気を持った効果音によって
生み出される「皮肉な恐怖」は
私の想像の枠を超える展開を見せてくれました。
(ご都合主義に逃避せず、残酷さと滑稽さを兼ね備えた終幕へと
着地している点も素晴らしいです。)
まさに「定番を逆手に取った恐怖」を味あわせてくれる
作品であると言えるでしょう。
表面的な残酷描写に頼らず
ストーリー・映像美・効果音による「恐怖」を
作りだした本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。