映画に感謝を捧ぐ! 「乱暴者(あばれもの)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はラズロ・ベネディック監督の「乱暴者(あばれもの)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 暴走する若者たちの日常を描いた本作は

 反逆感に満ちあふれた作品であります。

 漠然とした怒りに導かれ、暴走する主人公と仲間たちの姿を

 勧善懲悪ムードを廃し、素直に描くことによって生まれる

 「反抗のスリルと悲しみ」は

 私に「若者映画」の原点を見せてくれました。

 まさに「後世の青春映画」に多大なる影響を与えた

 歴史的作品であると言えるでしょう。

 言葉ではなく行動で「若者心理」と「アメリカの暴力性」を示した本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。