映画に感謝を捧ぐ！ 「牢獄の罠」

　映画感謝人ＧＨＭです。

　今回はエドワード・Ｄ・ウッド監督の「牢獄の罠」に

　感謝を捧げようと思います。

　悪の道にはまってしまった男の運命を描いた本作は

　奇妙な味わいを持ったサスペンス映画であります。

　質素にしてユーモラスな「金庫室」

　サスペンス映画らしからぬ緩やかさで進行していくストーリー

　予測困難な「登場人物の生き死に」

　巧妙なる「省力化シーン」の数々が一体となって

　他のサスペンス映画にはない個性を放つ姿は

　私を笑いと驚きの世界へと誘ってくれました。

　まさに「サスペンス映画史上に輝く珍作」と呼ぶにふさわしい

　作品であると言えるでしょう。　

　不遇の映画監督Ｅ・Ｄ・ウッドならではの

　大局的サスペンス演出が冴え渡る本作と

　生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を！！！。