映画に感謝を捧ぐ! 「エル・マリアッチ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はロバート・ロドリゲス監督の「エル・マリアッチ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 マフィアの仲間割れに巻き込まれたマリアッチ(歌手)の

 運命を描いた本作は

 軽量映画ならではの魅力を追求した作品であります。

 バイオレンスとユーモアを兼ね備えたアクション・シーンの数々

 素朴さを極めた風景・奇妙な味わいを持ったキャラクターを駆使して

 漫画的なストーリーに迫力と人間味を与えていく姿は

 私に「アクション映画は作り手の持ち味を貫くエネルギーによって

 光り輝く」ことを再認識する機会を与えてくれました。

 (挿入歌・効果音の使い方に工夫が凝らされている点も見逃せません。)

 まさに「90年代流西部劇の雄」と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 活劇映画本来の魅力とイタリア文化が一体となって生まれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。