映画に感謝を捧ぐ! 「寝取られ男のラブ・バカンス」

 映画感謝人GHMです。

 今回はニコラス・ストーラー監督の「寝取られ男のラブ・バカンス」に

 感謝を捧げようと思います。

  

 失恋の傷を癒すためハワイ旅行に出かけた男の

 奇妙な日々を描いた本作は

 現代社会と伝統芸が一体となった恋愛喜劇であります。

 悪ノリ的なお色気シーン・ドタバタシーンの数々と

 古風な優しさに包まれたストーリーが融合させることによって

 「無邪気なエロティック・ロマンス」を形成していく姿は

 私に現代的感覚と王道的感覚との幸福な結婚の形を

 示してくれました。

 (「ハワイ」という舞台の持ち味を最大限に活用している点も

 素晴らしいです。)

 まさに「笑って許せる馬鹿馬鹿しさと王道ならではの魅力をもった作品」

 であると言えるでしょう。

 病気や不幸を駆使した「感動の強要」に背を向けて

 お色気と笑い追求する姿が心地良い本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。