映画に感謝を捧ぐ! 「高慢と偏見(1940年版)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はロバート・Z・レオナード監督の「高慢と偏見(1940年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ジェーン・オースティンの同名小説を初めて映像化した

 作品として名高い本作は

 文学性と大衆性が一体となった作品であります。

 文学作品ならではの格調高さ・軽やかなる「言葉のアクション」によって

 ストーリーに宿る「英国的傲慢さ」を薄め

 娯楽的に楽しめる作品に仕立て上げるという大技を成し遂げた

 スタッフ・キャスト陣の姿は

 私に「文学」と「娯楽」との共存が可能であることを

 再認識する機会をもたらしてくれました。

 まさに「優雅にして楽しい」作品であると言えるでしょう。

 王道系恋愛劇の醍醐味を味わいながら

 英国文化の一端に触れる時間を与えてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。