映画に感謝を捧ぐ! 「ルール(1998年版)」

 映画感謝人GHMです。

 

 今回はジャミー・ブランクス監督の「ルール(1998年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 都市伝説になぞられた連続殺人事件を描いた

 人気シリーズの1作目となる本作は

 

 狂気と風刺精神に彩られた作品であります。

 凄まじい勢いで進行していく連続殺人

 筋を通すことを拒否するかのようなストーリー

 緊張感の薄い登場人物たちが一体となって

 「命の重さが失われていく社会」への警鐘を発する姿は

 私に「作り手の意図を超えた形へと変化していく」映画の醍醐味を

 満喫する機会を与えてくれました。

 ある意味本作は「スタッフの潜在意識によって生まれた社会派映画」

 と呼ぶべき作品なのではないでしょうか。

 

 現代社会の理不尽を映画という形で世に示した本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。