映画に感謝を捧ぐ! 「世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を侵略す」
映画感謝人GHMです。
今回はフレッド・F・シアーズ監督の「世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を侵略す」に
感謝を捧げようと思います。
カール・シオドマクの同名小説をもとにして作られた本作は
「戦闘系SF映画」の原点を感じさせる作品であります。
光・音・模型・映像技を駆使して作られたアクション・シーン
適度の論理性とスピード感で進んでいくストーリー
(過度のリアリズムや感傷に溺れない点が素晴らしい!)
アメリカの個性の一つ「人種のるつぼ」を有効活用することに
よって生み出されるスケール感が一体となることによって生まれる
「奇想天外にして化学的なスリル」は
私に「娯楽系SF映画」本来の魅力と
技術と発想力の結合が生み出す「SF映像」の醍醐味を
示してくれました。
(説教臭を感じさせることなく
アメリカ政府の傲慢さに警鐘を発している点も見逃せません。)
まさに「地球侵略SF」の方程式を築き上げた
歴史的作品であると言えるでしょう。
人類とエイリアンとの戦いを通じて
世界平和への思いと人間愛を示した本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。