映画に感謝を捧ぐ! 「アドレナリン」

 映画感謝人GHMです。

 今回はマーク・ネヴェルダインブライアン・テイラー監督の「アドレナリン」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 生体毒素を注射された殺し屋の運命を描いた本作は

 奇抜な着想とアクション・シーンの連打で押しまくる豪快作であります。

 「闘うため」のアクションではなく

 「アドレナリンを放出して毒素を食い止める」ことを

 目的としてアクションを行うという発想と

 主演男優J・ステイサムの「善悪付けがたい雰囲気」が

 一体となって「近所迷惑系アクション」の限りを尽くす姿は

 私に戦いのスリルがもたらす興奮と

 スリルに心身を支配された人間の危うさを体験する機会を与えてくれました。

 (ユーモアと哀愁が一体となった終幕も見逃せません。)

 まさに難病映画と復讐アクションを力業で融合させた作品であると言えるでしょう。

 映画史上まれに見る「はた迷惑な主人公」の大暴れが

 笑いと興奮をもたらす本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。