映画に感謝を捧ぐ! 「遺体安置室 死霊のめざめ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はトビー・フーパー監督の「遺体安置室 死霊のめざめ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 葬儀屋跡に引っ越してきた母子を襲う怪異を描いた本作は

 微笑ましい雰囲気に包まれたホラー映画であります。

 素朴極まる風景

 異様な雰囲気に包まれた登場人物

 王道的悪趣味を追求したメイクアップ&特殊効果

 論理性など蹴散らしながら進行するストーリーが一体となる姿は

 私に心和む恐怖に満ちた時間を与えてくれました。

 (絶妙のタイミングで放たれる「どんでん返し」も見逃せません。)

 まさに恐怖・笑い・不条理の3拍子が見事に調和した

 作品であると言えるでしょう。

 

 高みをめざしすぎない精神と

 エネルギッシュな悪食趣味ぶりが心地良い本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。