映画に感謝を捧ぐ! 「ハバナ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はシドニー・ポラック監督の「ハバナ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1958年~59年のキューバで展開される

 愛と戦いを描いた本作は

 絶妙の加工技を堪能できる作品であります。

 恋愛映画の王道要素と1950年代後半のキューバ情勢を

 バランス良く配合することによって生み出された

 「スケール感あふれる恋愛ファンタジー」は

 私に「映画作りにおける平衡感覚」の大切さと

 「対照的な要素を一体化させる」事の醍醐味を

 堪能する時間を与えてくれました。

 (主演男優R・レッドフォードの「反優等生的な美形」ぶりや

 カジノ支配人に扮したA・アーキンの「悠然とした雰囲気」が

 作品の味わいを高めている点も見逃せません。)

 まさに「恋愛劇に社会派要素を加えること」を得意とする。

 S・ポラック監督ならではの作品であると言えるでしょう。

 1本で悲恋劇・歴史劇・観光旅行映画を

 味わうことの出来る本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。