映画に感謝を捧ぐ! 「ファースター 怒りの銃弾」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョージ・ティルマン・Jr監督の「ファースター 怒りの銃弾」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 復讐に燃える男「ドライバー」の危険な5日間を描いた本作は

 軽快にして壮絶な復讐映画であります。

 「1日1殺」の精神で標的を仕留めていく凶暴性と

 自らを危険にさらしてでも「標的」以外は攻撃しない理性を兼ね備えた主人公

 復讐劇の王道と「復讐の空しさ」をバランス良く配合したストーリー

 俳優・女優陣の個性を生かしたキャスティング

 現実感・爽快感よりもバイオレンス性を重視した

 アクション・シーンが一体となる姿は

 私に「許し」の大切さと「憎しみの引力」の根深さを

 

 示してくれました。

 まさにストーリーとキャラクターが最高の結婚を果たした

 「復讐アクション」であると言えるでしょう。

 軽量娯楽映画ならではの「素朴さ」と

 情緒・ロマンスを最小限度にとどめる「合理性」が心地良い本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。