映画に感謝を捧ぐ! 「悪魔の棲む家(1979年版)」
映画感謝人GHMです。
今回はスチュアート・ローゼンバーグ監督の「悪魔の棲む家(1979年版)」に
感謝を捧げようと思います。
ジェイ・アンソンの実話系著書「アミティヴィルの恐怖」を
もとにして作られた本作は
実話系ホラー映画史上まれに見る「陰湿さ」を誇る作品であります。
超常の力で卑劣な嫌がらせを行う悪魔と
凄まじい執念で「家」に固執する夫婦との闘いを
過度の残酷描写に頼ることなく表現する姿は
私に「力は使いようによっていかようにも変化する」ことを
再認識する機会を与えてくれました。
まさに「閉鎖系ホラー」の異色作であると言えるでしょう。
フィクション以上の胡散臭さの満ちた「実話」によって
私の予測を超えるストーリー展開を堪能させてくれた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。