映画に感謝を捧ぐ! 「ゴースト・ハウス(2007年版)」
映画感謝人GHMです。
今回はダニー・パン&オキサイド・パン監督の「ゴースト・ハウス(2007年版)」に
感謝を捧げようと思います。
都会から田舎町の一軒家へと引っ越してきた一家を襲う
恐怖を描いた本作は
2000年代の気風と伝統が一体となった作品であります。
「断絶状態にある家族の再生劇」と「ホラー映画の王道」を
融合させるという大胆な試みに挑んだスタッフ・キャスト陣の姿は
私に「怪奇恐怖劇と家族劇の共存」が可能であることを
再認識する機会を与えてくれました。
まさに「怪奇系ホームドラマ」と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。
過去の怪奇映画に登場した恐怖描写を総動員して
2000年代が抱える家族問題を描くという
奇想天外な発想から生まれた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。