映画に感謝を捧ぐ! 「サタデー・ナイト・フィーバー」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョン・バダム監督の「サタデー・ナイト・フィーバー」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 NYの片隅に生きる青年「トニー・マニロ」の

 運命を描いた本作は

 対照的な要素が一体となることによって生じる

 化学反応を体感できる青春映画であります。

 主演男優J・トラボルタの伊達男ぶりと殺伐とした家庭環境

 幻想的なディスコと現実感のある町並み

 陽気なダンス&音楽とアメリカ社会の病理をえぐり出したストーリーが

 一堂に会する光景は

 私に「映画における(主人公の動機付け)の大切さ」と

 「社会性を持った音楽映画を生み出すことが可能である」ことを

 示してくれました。

 まさに「70年代的苦悩と80年代的軽快さ」を兼ね備えた

 作品であると言えるでしょう。

 「人生の分岐点」に立つ主人公の姿を通じて

 時代の分岐点を写し出した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。