映画に感謝を捧ぐ! 「愛と追憶の日々」
映画感謝人GHMです。
感謝を捧げようと思います。
ラリー・マクマートリーの同名小説をもとにして作られた本作は
豪放さと繊細さが同居する愛情劇であります。
奔放な言動と繊細な心を合わせ持つ母娘と
2人を取り巻く人々の姿を
適正範囲のユーモア・現実感を失うことなく描いたスタッフ陣の平衡感覚と
自らの個性と作品世界の空気を違和感なく融合させるという
難題を可能にした俳優・女優陣の妙技が一体となる姿は
私に「恋愛劇と人生模様の王道が共存可能である」ことを
示してくれました。
(現代における「ツンデレ」・「チョイ悪」を先取りした
作りとなっている点も見逃せません。)
本作こそ「人間の持つ感情と愛の形が結集した」作品であると
言えるでしょう。
恋愛劇巧者S・マクレーン&D・ウィンガーの魅力と
強面俳優J・ニコルソン&J・リスゴーの「純情」によって
美男美女による恋愛劇とは異なる味わいを生み出した本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。