映画に感謝を捧ぐ! 「ショーン・オブ・ザ・デッド」

映画感謝人GHMです。

 今回はエドガー・ライト監督の「ショーン・オブ・ザ・デッド」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 小さな町で発生したゾンビ騒動を描いた本作は

 笑いと恐怖が混在する異色作であります。

 戦慄の「ゾンビ・ホラー要素」と笑激の「ドタバタ・コメディ要素」

 壮絶なる「バイオレンス・アクション要素」が一堂に会し

 問答無用の勢いで襲いかかってくる光景は

 私に笑い・スリル・恐怖が紙一重の位置にある存在だということを

 再認識する時間をもたらしました。

 (ホラー映画の常識に抗って「シリアスからコメディへの急展開」を果たした終幕も

 見逃せません。)

 まさに「怪奇恐怖喜劇」の雄と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。

 S・ペッグ&N・フロストの名コンビによる掛け合いと

 平衡感覚を保ちながら共存する残酷描写と喜劇描写によって

 恐ろしくも可笑しい世界を生み出した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。