映画に感謝を捧ぐ! 「マッケンナの黄金」

 映画感謝人GHMです。

 今回はJ・リー・トンプソン監督の「マッケンナの黄金」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ウィル・ヘンリーの小説をもとにして作られた本作は

 各種娯楽要素を取りそろえた贅沢作であります。

 それぞれの人生を堅実に生きてきた人々が

 「黄金伝説」に取り憑かれたことによって生じた悲劇を 

 西部劇・冒険活劇・道中劇・ブラック・ユーモアを融合させた手法によって

 描くという試みは

 私を運命の皮肉・人間の欲心・自然の驚異が入り交じった世界へと

 

 誘ってくれました。

 (映画全体を貫く「音」へのこだわりと変化球的な終幕が

 作品の魅力を高めている点も見逃せません。)

 まさに「ジャンル融合型西部劇」の称号にふさわしい作品であると言えるでしょう。

 スリルと意地悪なユーモアに満ちあふれた冒険を

 満喫させてくれた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。