映画感謝人GHMです。
今回はジェラール・ピレス監督の「スティール(2002年版)」に
感謝を捧げようと思います。
強盗4人組の危険な10日間を描いた本作は
軽量映画の特性を生かした作品であります。
いかなる状況にあっても「軽やかさ」を保ち続けるストーリー
アクション映画の定番要素とコメディ的明るさを兼ね備えたアクション・シーン
過剰なまでに「個性」を強調するキャラクターが
「暇つぶし」にふさわしい時間の枠内で躍動する光景は
私に「深く考えることなく鑑賞できる映画」ならではの魅力を
体感する時間をもたらしました。
本作こそ「ダイエット映画」と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。