映画に感謝を捧ぐ! 「ベイビー・トーク」
映画感謝人GHMです。
今回はエイミー・ヘッカリング監督の「ベイビー・トーク」に
感謝を捧げようと思います。
想定外の妊娠によって生を受けた少年「マイキー」の
日常を描いた人気シリーズの1作目となる本作は
アイデアと勢いで突き進む軽量喜劇であります。
「赤ん坊がB・ウィリスの声で思いを語る」という奇妙なアイデアと
深刻且つ反倫理的な状況を喜劇的に表現する加工力と勢いで勝負する
スタッフ陣の思い切りの良さは
私に「対照的な要素を組み合わせる」事によって生じる化学反応と
王道的ドタバタ喜劇の醍醐味を同時体験する時間をもたらしました。
まさに「アイデア勝負映画」の歴史に輝く強豪作であると言えるでしょう。
メロドラマ的人間関係&ホームドラマ的な親子関係を
1つのアイデアによって「漫才的な喜劇」へと変化させた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。