映画に感謝を捧ぐ! 「プロヴァンスの贈りもの 」
映画感謝人GHMです。
今回はリドリー・スコット監督の「プロヴァンスの贈りもの 」に
感謝を捧げようと思います。
ピーター・メイルの小説をもとにして作られた本作は
人生と映画技術の奥深さを感じさせる作品であります。
闘う映画で名を成したR・スコット監督が
アクション・サスペンス・MTV技法の限りを尽くして
王道的な「強欲男の改心劇」を映画化するという
大胆不敵な賭けに挑む姿は
私に人生における「可能性」の壮大さと
異種混合の醍醐味を満喫する機会をもたらしました。
(Rスコット監督の過去作とは異なる題材であるにもかかわらず
「孤独に囚われた主人公の運命を描く」という大原則を守っている点や
色彩と見せ方へのこだわりによって生み出された
「ヨーロッパ絵画的映像」の数々も見逃せません。)
まさに「風景美と躍動感にあふれた」人情&恋愛劇であると
言えるでしょう。
R・スコット監督&R・クロウの名コンビによる
2作目の映画となる本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。