映画に感謝を捧ぐ! 「三匹荒野を行く」

映画感謝人GHMです。

 今回はフレッチャー・マークル監督の「三匹荒野を行く」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 シーラ・バーンフォードの児童書をもとにして作られた本作は

 巧妙な映画技法によって作られた道中映画であります。

 動物たちの動きに詩的な語り・映像技・絶妙の音楽を加えることによって

 ストーリー性とキャラクター性を作り上げていくという

 巧妙にして大胆な手法は

 私に「物事は見せ方・考え方によって様々な形を成す」ことを

 体感する時間をもたらしました。

 (動物の習性に基づいて物語が進行している点が

 作品の説得力を高めている点も見逃せません。)

 まさに「想像力の大切さ」を世に示した動物映画であると言えるでしょう。

 動物たちの「身体を張った熱演」と

 人間の思考力・技術力・ポジティブ精神が一体となることによって

 動物映画の手本となった本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。