映画に感謝を捧ぐ! 「結婚しましょう」

 映画感謝人GHMです。

 今回はリチャード・セイル監督の「結婚しましょう」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 離婚の危機に瀕した夫婦の奇妙な日々を描いた本作は

 コメディ要素とサスペンス要素を兼ね備えた夫婦劇であります。

 主人公夫婦と彼らを取り巻く人々が繰り広げる「心理戦」を

 スリル・喜劇性・人情のバランス感覚を失うことなく描くという

 軽業的な作劇法は

 私に「緊張感と笑いに満ちあふれた時間」をもたらしました。 

 (性別の違いがもたらす「精神面の相違」を有効活用した作りとなっている点も見逃せません。)

 まさに「サスペンス・コメディ型夫婦漫才」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。

 「家族劇」の王道に即した作りでありながら

 微笑ましさとハラハラ・ドキドキ感が同居する本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。