映画に感謝を捧ぐ! 「デイズ・オブ・サンダー」
映画感謝人GHMです。
今回はトニー・スコット監督の「デイズ・オブ・サンダー」に
感謝を捧げようと思います。
ストック・カー・レースの頂点をめざす
男たちの姿を描いた本作は
80年代と90年代の境目に立つカー・アクション映画であります。
1986年の映画「トップガン」から戦闘要素を排除し
スポーツ映画要素を強化することによって
「カーレース映画」として復活させるという大胆不敵な挑戦は
私に「映画的メンテナンス」の妙技と「王道に即して進行する物語」ならではの魅力を
堪能する機会をもたらしました。
まさに「レース的作劇法によって生を受けた」作品であるといえるでしょう。
D・シンプソン&J・ブラッカイマー制作&T・スコット監督による
3作目の映画であると同時に
「米ソ冷戦の終わり」が近づいていることを間接的に示した
予言書的作品でもある本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。