映画に感謝を捧ぐ! 「マシンガン・プリーチャー」
映画感謝人GHMです。
今回はマーク・フォースター監督の「マシンガン・プリーチャー」に
感謝を捧げようと思います。
活動をもとにして作られた本作は
アメリカ流ヒーローの魅力と危うさを体現した
異色の実話系映画であります。
西部劇と宗教映画を融合させたかのようなストーリー&演出と
主演男優J・バトラーの「娯楽アクション的風貌」が
壮絶なる実話を「ユーモアと活劇性を兼ね備えた実話系映画」へと変化させる光景は
私に「理想主義の素晴らしさと危険性」について考えさせられる機会と
世界の現実と活劇風味が程よく調和する光景を目の当たりにする時間を
もたらしました。
(エンドロール時に発せられる「本物」のメッセージが
作品の苦味と社会性を増幅させる効果を生み出している点も見逃せません。)
まさに「凶暴なる実話系癒し映画」と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。
コミック・ムービー的正義漢を持った「アメリカの僧兵」が
社会の現実と心中の魔物に魂を蝕まれながら戦い続ける姿に心打たれる本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。