映画に感謝を捧ぐ! 「フォーエバー・ヤング」

 映画感謝人GHMです。

 今回はスティーブ・マイナー監督の「フォーエバー・ヤング」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 約50年の時を経て冷凍保存から甦った男の

 運命を描いた本作は

 童話的魅力にあふれたSF映画であります。

 SF・ロマンス・コメディ・サスペンス要素バランス良く配合されたストーリー&演出と

 懐メロ的魅力と映像的大作感を兼ね備えた舞台・小道具・音楽が

 一体となって「娯楽的直球勝負」に挑む光景は

 私に「王道系娯楽作の醍醐味」と

 「派手なCG・SFXに依存することなくスケール感を生成する」事の素晴らしさを

 満喫する機会をもたらしました。

 (「典型的ハッピー・エンド」であるにもかかわらず哀愁を感じさせる

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「人情派SF映画界」の静かなる強豪と呼びたくなる

 作品であると言えるでしょう。

 

 複数の娯楽要素が平和的共存を果たす風景と

 「悪役」を最小限度にとどめる作劇精神に心癒される本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。