映画に感謝を捧ぐ! 「フォーエバー・ヤング」
映画感謝人GHMです。
感謝を捧げようと思います。
約50年の時を経て冷凍保存から甦った男の
運命を描いた本作は
童話的魅力にあふれたSF映画であります。
SF・ロマンス・コメディ・サスペンス要素バランス良く配合されたストーリー&演出と
懐メロ的魅力と映像的大作感を兼ね備えた舞台・小道具・音楽が
一体となって「娯楽的直球勝負」に挑む光景は
私に「王道系娯楽作の醍醐味」と
「派手なCG・SFXに依存することなくスケール感を生成する」事の素晴らしさを
満喫する機会をもたらしました。
(「典型的ハッピー・エンド」であるにもかかわらず哀愁を感じさせる
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「人情派SF映画界」の静かなる強豪と呼びたくなる
作品であると言えるでしょう。
複数の娯楽要素が平和的共存を果たす風景と
「悪役」を最小限度にとどめる作劇精神に心癒される本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。