映画に感謝を捧ぐ! 「殺したいほど愛されて」
映画感謝人GHMです。
今回はハワード・ジーフ監督の「殺したいほど愛されて」に
感謝を捧げようと思います。
1948年の映画「殺人狂想曲」の
再映画化作品となる本作は
明るくも意地悪なユーモアに満ちた喜劇映画であります。
誤解系喜劇と恋愛喜劇を融合させたストーリー
勢い重視の映像表現&演技
場違いなまでに勇壮な音楽が奇妙なバランスで共存する光景は
私に、男性の心中に潜む「女性要素&子供要素」と
犯罪映画に潜む「喜劇要素」を目の当たりにする機会をもたらしました。
(俳優・女優陣の「外見的説得力」が荒々しい物語に真実味を与えている点や
挿入曲の妙が冴え渡る幕切れも見逃せません。)
まさに「小市民系コメディ」の雄と呼びたくなる作品であると言えるでしょう。
犯罪サスペンス&愛憎劇を喜劇的感覚で見つめた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。