映画に感謝を捧ぐ! 「恐竜100万年」

 映画感謝人GHMです。

 今回はドン・チャフィ監督の「恐竜100万年」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 紀元前100万年の世界に生きる人々の姿を描いた本作は

 映画技法の限りを尽くして生み出された

 異色の史劇であります。

 冒険映画&史劇のストーリー・怪獣映画の特撮&アクション

 アイドル映画的お色気が一体となる光景は 

 私に「ファンタジーと歴史大作が融合する感覚」をもたらしました。

 (「台詞による状況説明」をほとんど行わないことによって

 「考えながら鑑賞する」余地を与えてくれる点や

 映画史上まれに見る「強引なハッピー・エンド」が

 歴史の神秘性・自然の雄大さ&人間の矮小さを示している点も見逃せません。)

 まさに「娯楽映画の技によって原始時代を再現する」ことに挑んだ

 挑戦作であると言えるでしょう。

 後年のSF・ファンタジー映画に様々な影響を与えた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。