映画に感謝を捧ぐ! 「リメイニング」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はケイシー・ラ・スカラ監督の「リメイニング」に
感謝を捧げようと思います。
結婚式場で怪現象に遭遇した若者達の運命を描いた本作は
壮絶なる既視感とスピード感が「個性」を感じさせる災害映画であります。
ウィルス感染・自然災害・疑似実録映画
モンスター映画・キリスト教を融合させたストーリー&演出を
前触れ描写やヒーロー的活躍を抑制しながら進行させていく手法は
私に「宗教」の娯楽的効能と
暇つぶし規模のスケール感を保ちながら「人類滅亡の危機」を描く妙技を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(悲劇でありながらも「解放」を感じさせる
不思議な幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「宗教系災害映画」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。
聖書に関する知識・娯楽的サービス精神・災害映画の伝統が一堂に会した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。