映画に感謝を捧ぐ！ 「スノウマゲドン」

　映画弁護人ＧＨＭ（西村哲也）です。 　今回はシェルドン・ウィルソン監督の「スノウマゲドン」に 　感謝を捧げようと思います。

スノウマゲドン [DVD]
アルバトロス
2012-07-04


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　「呪いのスノードーム」がもたらす災厄に立ち向かう 　人々の運命を描いた本作は 　様々な要素が絡み合った災害映画であります。 　神話のＴＶゲーム的解釈、ＣＧ技術の発展＆量産化 　スケール感を抑制する作劇技術、クリスマスの効能 　１９９８年の映画「アルマゲドン」の存在力が 　一堂に会することによって生を受けた物語＆映像＋題名は 　私に「各種ファンタジー＆災害要素」を 　詰め込むことによって発生する科学反応と 　「正体不明の贈り物」に対する慎重な対応を 　怠った事への報いをＳＦ的に表現する技法の 　一端を目の当たりにする機会をもたらしました。 　（「諸悪の根源」が明らかにされないまま問題を解決することによる 　トラウマの残留を体現する幕切れと 　なっている点も見逃せません。） 　まさに「超常系災害映画」の一翼を担う 　軽量級作品であると言えるでしょう。 　「アルマゲドン」がもたらした潮流に乗り 　トラブル系クリスマス映画や童話を取り入れることによって生を受け 　冒険活劇＋災害系ＳＦ＋ＴＶゲーム感覚で突き進む本作と 　生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を！！！。