映画に感謝を捧ぐ! 「デンジャラス・フライト」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はマーク・トゥエイン監督の「デンジャラス・フライト」に  感謝を捧げようと思います。  旅客機を狙うテロリストに立ち向かう  スチュワーデスたちの運命を描いた本作は  乗り物系テロ対策映画史上屈指の  軽量級エロティシズムに満ちた珍作であります。  テロ対策映画の装飾を纏いつつ  隙あらば「セックス」に持ち込もうとするストーリーと  安物感満載のセックス・シーン&俳優+女優陣が  一体となる光景は  私に「テロ対策マニアとレスビアン・マニアの奇妙な共同戦線」と  「売り」となるポイント以外は徹底的に省力化する映画の味わいを  目の当たりにする機会をもたらしました。  (テロ対策映画史上屈指の「変態的ハッピー・エンド」を見せてくれる  幕切れとなっている点も見逃せません。)  まさに「テロ対策系レスビアン・ポルノ・コメディ」の一翼を担う  作品であると言えるでしょう。  航空系テロ対策映画の王道が  溢れんばかりの性欲&同性愛によって蹂躙されていく姿に  圧倒される本作と  生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。