映画に感謝を捧ぐ! 「BATS2 蝙蝠地獄」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はジェイミー・ディクソン監督の「BATS2 蝙蝠地獄」に  感謝を捧げようと思います。  1999年の映画「BATS 蝙蝠地獄」の流れを汲む本作は  商業戦術的改造術に彩られた続編映画であります。  前作の特性「改造された蝙蝠」を継承しつつ  軍事作戦要素を加えることによって  新たなる「BATS」を生成しようという試みは  私に「鳥」と「プレデター」の持ち味が融合した世界と  複数組織が入り乱れて戦う物語の醍醐味を  満喫する機会をもたらしました。  (ホラー風味と国際社会に対する皮肉を  兼ね備えた幕切れとなっている点も見逃せません。)  まさに「軍事系BATS」の称号にふさわしい  作品であると言えるでしょう。  1本の映画で「2000年代の東ヨーロッパ事情」の一端に触れつつ  モンスター映画と戦争映画を同時に鑑賞する現象に  遭遇させてくれる作品の一つである本作と  生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。