映画に感謝を捧ぐ! 「巨盗団全滅」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はD・ロス・レダーマン監督の「巨盗団全滅」に
感謝を捧げようと思います。
奪われた牧場を取り戻すために旅立った男
「ティム・クラーク」の運命を描いた本作は
豪快にして謙虚な軽量級西部劇であります。
説明台詞の活用、段取り描写の簡略化
スケール感の抑制によって
見せ場主義と効率主義を徹底追求したストーリー&演出は
私に「娯楽西部劇」の持ち味を厳選し、抽出する技法と
「謎の提示と解明」を能率的&活劇的に行う作劇法の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(西部劇アクション、少年漫画的キャラクター性
ラブ・コメディ風味が絡み合う決着→幕切れとなっている点も
見逃せません。)
まさに「アクション重視系西部劇」の雄と呼ぶにふさわしい
作品であると言えるでしょう。
論理性&物語性の枠に縛られず
分かり易さと勧善懲悪的爽快感を追い求める姿が心地良い本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。