映画に感謝を捧ぐ! 「翼の彼方」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジョセフ・ペヴニー監督の「翼の彼方」に
感謝を捧げようと思います。
戦争映画 パーフェクトコレクション 死闘の最前線 DVD10枚組 ACC-157
空軍飛行士を目指す男たちの運命を描いた本作は
豪快さと生真面目さに彩られた青春映画であります。
物語の途中で「中心人物」を交代させる豪快さと
空軍礼賛と娯楽的サービスの均整を保とうと
奮闘する生真面目さを兼ね備えた
ストーリー&演出、キャラクター造形は
私にサスペンス的意外性誘発と
優等生精神による共同戦線と
「軍人」が抱える精神的リスクを映画的に表現する
手法の一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(ロマンス、人情劇、アメリカ軍礼賛をつなぎ合わせた
ハッピー・エンドとなっている点も見逃せません。)
まさに「空軍系青春映画」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
スタッフ&キャスト陣とアメリカ空軍の共闘態勢と
大衆娯楽的見せ場を着実に押さえる技術によって
後年の「トップガン」等に通じる道を切り開いた本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。