映画に感謝を捧ぐ! 「インデペンデンス・デイ2014」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はW・D・ホーガン監督の
「インデペンデンス・デイ2014」に感謝を捧げようと思います。
宇宙と地中から襲来したエイリアンの軍勢に立ち向かう
人々の運命を描いた本作は
大作系SF映画を結ぶ「見えざる手」を感じさせる珍作であります。
「インデペンデンス・デイ」・「宇宙戦争」・「マーズ・アタック!」
「バトルシップ」を混ぜ合わせ
軽量化することによって生を受けた
ストーリー&演出、キャラクター&メカ造形は
私に「SF映画的量産化術」と
大作系SF映画と軽量級SF映画の特性が
絡み合う光景の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(清々しいまでのイベント感覚&路線化願望に溢れた
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「量産型地球侵略SF」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
「アメリカ独立記念日」を盛り上げるための
存在と化したエイリアン
論理性を気にすることなく繰り出される
感動誘発描写の連続攻撃
「インデペンデンス・デイ」に対する
独特の敬意を感じさせる邦題によって
シリアスな笑い所を生成していく本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。