映画に感謝を捧ぐ! 「アルマゲドン2007」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はテリー・カニンガム監督の
「アルマゲドン2007」に感謝を捧げようと思います。
アルマゲドン2007 [DVD] - スティーヴン・ボールドウィン, エイミー・プライス・フランシス, ダーク・ベネディクト, ジョン・ラルストン, アンナ・シルク, テリー・カニンガム, マイケル・コニーベス, スティーヴン・ボールドウィン
月の破片がもたらす地球滅亡の危機に立ち向かう
人々の運命を描いた本作は
SF映画的加工術&ダイエット術を
堪能させてくれる作品であります。
「アルマゲドン(1998年版)」的見せ場&ハッタリ精神を
継承しつつ効率的&倹約的に進行する
ストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「娯楽映画的応用術」と
科学的問題点を力業&スピードで曖昧化する技法の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(「アルマゲドン」的感動誘発を抑制し
緩やかさ&能天気さを高めた幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「軽量級アルマゲドン」の雄と呼ぶにふさわしい
作品であると言えるでしょう。
続編風タイトルによる宣伝戦術
スケール感水増し術とスケール感抑制術の共存
軽量級アトラクション&TVゲーム風味満載のCG映像によって
暇つぶし的「地球滅亡の危機」を生成されていく姿が心地良い本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。