映画に感謝を捧ぐ! 「タイムコップ2」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はスティーヴ・ボーヤム監督の「タイムコップ2」に
感謝を捧げようと思います。
タイムコップ 2 [DVD] - ジェイスン・スコット・リー, トーマス・イアン・グリフィス, スティーヴ・ボーヤム, ジェイスン・スコット・リー
マイク・リチャードソンの小説「タイムコップ」をもとにして
1994年に作られた同名映画の流れを汲む本作は
軽やかなるマニア気質に彩られた時間旅行系SFであります。
映画版「タイムコップ」の設定を継承しつつ
複雑化させたストーリーと
武術系アクション&西部劇アクションへのこだわりが
融合することによって生じる科学反応は
私に、SFマニア魂とアクション・マニア魂による共同戦線と
膨大な情報量を暇つぶし規模に収める技法の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(アクション映画的ハッピー・エンドと
人知れず「歴史」を守る人間の孤独感が交錯する
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「軽量級時間移動活劇」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
「時間移動能力」の有効活用術、正義&歴史に対する一考察
軽量級作品的見せ場主義&効率主義
主演男優J・S・リーの東洋武術家的魅力
アトラクション気質が一堂に会することによって
「タイムコップ」の新たなる歴史を生み出した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。